剪定枝をチップにしています。

当園及び桂造園では、剪定枝や枯れ枝を粉砕機でチップ化して堆肥にしています。
先日の台風12号で園内は、風で折れた枝や枯れ枝が散乱しました。
粉砕された木片は発酵して上質な土壌改良剤になります。発酵を早めるには、微生物が存分に活動できる空気、温度、程度な水分が条件で、動物の糞や米ぬかを混ぜて時折切り返し作業が必用ですが、当園ではこれらの作業はしていません。それでもゆっくり発酵が進み、発酵熱で寒い日は湯気が出るほどです。
発酵後はチップ材として、芝桜の補植の用土やマルチング材として利用しています。マルチングすることで、雑草の抑制防止、土壌からの水分蒸発防止、土壌の温度変化が緩やかになり、夏場は地温の上昇を防ぎ冬場は雪や霜からのダメージを防いでくれます。

 

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