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直太朗さんの「さくら」

当園の指宿スカイライン沿いのソメイヨシノが開花しました。
卒業をテーマにした曲はたくさんありますが、私は森山直太朗さんの「さくら」が好きです。
♪さくら さくら 今、咲き誇る、
♪刹那に散りゆくさだめと知って・・
桜の満開の美しさとすぐ散ってしまう儚さを、今まで苦楽を共にした友達との別れ、そしてまたいつの日か満開の桜のこの場所で会おうと歌っています。

私たちの年代以上では桜といえば、先の大戦の特攻隊と重なります。知覧特攻平和会館の特攻隊員の遺書を拝読すると桜の文言がよく出てきます。桜の散りゆく潔さのように、お国のために敵艦に突っ込んでいったのだろうか。桜の散りゆく潔さの思想が悲劇の特攻と結びつけられるように、桜は日本人にとって特別すぎる樹木です。
直太朗さんの「さくら」の歌詞と魂を揺さぶる独唱が特攻と重なるのは私だけだろうか。
今年もいろんな桜が当園で咲いています。