トップページ > スタッフブログ > お知らせ > 来年もクリスマスローズを楽しむために。

来年もクリスマスローズを楽しむために。

クリスマスローズは日蔭の植物と思われがちですが、日蔭でも対応できる丈夫な植物で、日差しがあって涼しい環境が好きです。ヨーロッパ原産のクリスマスローズは日本の夏の高温多湿が苦手ですので、夏季は半休眠状態で過ごします。この時期に肥料をあげてはいけません。植え替えはもってのほかです。
クリスマスローズは冬から春にかけ長期間花が咲き、花の色が緑になっても趣があるために、ついつい花を残しがちですが、早く花を切るほど新葉が光合成を活発に行うために株自体に養分を貯められ、来年も多くの花を付けてくれます。
花をそのままにしておくと、新芽より種に養分がいきますので、株に養分を貯められず来年の花に影響します。
ソメソメイヨシノが咲く頃新芽が出てきますので、このタイミングで花が咲いている茎を地際から少し上で切ることをお勧めします。あわせて古葉を取ることと、お礼肥えとして固形の有機肥料を少しあげましょう。