柳

柳に雪折れなし

「柳に雪折れなし」とは、ご存知のとおり、普通の木は雪の重みで枝が折れますが、柳の枝はしなやかで雪の重みで枝が折れることはないことから、時には硬いものより柔らかいものの方が丈夫という故事があります。 「柳に雪折れなし」と同様に「柳に風折れなし」という言葉も […]

もっこく2

庭木の王様 モッコク

モッコクは庭木の王様と呼ばれています。それは、常緑の高木で成長するほど風格がでてくることと、葉っぱに光沢があることからだろうと思います。しかも、定期的にハサミを入れなくても樹形はそれほど乱れません。 ただし、葉っぱが混みあうと害虫がつきます。モッコクにつ […]

スズラン

地域まるごと共育講座が行われました。

今年も3回目となる、かごしま環境未来館主催の地域まるごと共育講座を当園で開催しました。 今年のテーマは「幸せを呼ぶ、スズランを植えよう」で、参加者全員で200株のスズランを椿山の歩道沿いに植えました。 南国鹿児島で耐暑性の弱いスズランが育つのか心配もしました […]

セミ

悲しきオスのセミ

明日は立秋なのに、晴天が続き猛暑の日々です。 こんな暑い中でも、指宿スカイラインをサイクリングしている人を散見します。先日も、サイクリングしている人が当園に休憩するために立ち寄られました。その人は開口一番「ここは標高400メートルだから涼しいですね」でした。 […]

ハマユウ

ど根性 ハマユウ

ハマユウ(浜木綿)は温暖な海岸によく自生しています。暖かい砂地の環境がハマユウに合っていると思っていましたが、ハマユウの種は海水に浮かび長期間漂流して、たどり着いた浜辺で発芽して、自生したハマユウの種はまた漂流して、その繰り返しで広がっているみたいです。 […]

ねむの木

ねむの木の花を見て想うこと。

3月21日に宮城まり子さんが逝去されました。ご存知の通り、宮城まり子さんは、障がいのある子どもたちのために、私財を投じて「ねむの木学園」を創立して、長い間学園を運営されました。凡人の私には、ただ、ただ頭が下がる人でした。 ねむの木は、夜になると葉っぱがいっせ […]

くちなし

くちなしの白い花

昔、渡哲也さんが「くちなしのー白い花ーおまえのよおおなー花ーだあったーー」と歌っていました。この歌にでてくる「おまえ」は無口な人と想像します。 くちなしの名前の由来は諸説ありますが、秋に実が熟しても割れないことから「口無し」の意味で名付けられたみたいです […]

苔

苔ワールド

シャクナゲ園は以前から苔が部分的でしたが自生していました。シャクナゲ園全体が苔に覆われたら、見る者を感動させられる空間になると思い、いろんなところから、いろんな苔を採取して、少しづつ増やしてきました。今では、シャクナゲ園のほとんどが苔に覆われた苔ワールド […]