堆肥

N-P-K

肥料には有機肥料と化学肥料があります。 有機肥料は枯葉やどうぶつの排せつ物を発酵させたもので、有機肥料を土壌に混ぜると、微生物が肥料に含まれる有機物を食べて分解し、その分解した養分を植物が吸収するため、速効性はありませんが長期間効くのが特徴です。 また、 […]

コミカンソウ

コミカンソウ

コミカンソウは小さな草で、今の時期に葉っぱの下に小さなミカンを一直線にぶら下げた小枝を四方に出しているように見えます。 コミカンソウは伐根しやすいため毎年草抜きしていますが、翌年また生えてきます。スギナは地上部をちぎっても地下茎が残っているので、また生え […]

くず

グリーンモンスター

今、指宿スカイラインを走ると、クズ(葛)の花を見ることができます。 クズは秋の七草の一つで、クズの根は葛根湯や和菓子の原料になり、昔から上手に利用されてきた有用な植物でした。私にとってクズは、カンネとかカンネンカズラと呼び普通の雑草でした。しかし、近年私 […]

彼岸花

いっせいに咲くヒガンバナの謎

ヒガンバナはお彼岸の頃にいっせいに咲き、いっせいに枯れ、いっせいに葉っぱがでてきます。理由は昨年このブログで紹介したとおり、ヒガンバナは種ができず、球根が分裂して殖える(分球)植物だからです。分球した球根は親の遺伝子をそのまま引き継ぎます。ルーツをさかの […]

共育講座2

今年もスズラン。

毎年恒例の、かごしま環境未来館主催の地域まるごと共育講座を本日開催しました。今年のテーマも「幸せを呼ぶ、スズランを植えよう」で、昨年植えたエリアに隣接する場所に、皆でスズランを植える予定でしたが、台風の影響か雨が降りだし、スズランを植える様子を見てもらう […]

クサギ

くさいからクサギ

クサギの近くを通っても臭いはしませんが、葉っぱをちぎると独特の臭気を発します。臭いからクサギです。 それでも、クサギの葉っぱは食用になり、薬用としても利用されます。また、クサギの実は染料になり、青色を出せる植物は藍とクサギだけだそうです。 クサギの花も臭 […]

凡事徹底

凡事徹底

新型コロナウイルスの爆発的拡大により、感染者が20万人を超える日もあり、最近の感染者数は世界最多となり、またもや医療提供体制がひっ迫しています。医療機関や介護施設で働く人以外のエッセンシャルワーカーの職場も機能がマヒ状態になり、保育園、小さな郵便局、バスの […]

ナギラン

ナギラン

今、シャクナゲ園のサツマアオイが自生している近くにナギランが可憐な花を咲かせています。 ナギランは葉っぱが、マキ科の常緑高木のナギに似ているから命名されました。ナギランは植物ですから光合成で生育しますが、菌類からも栄養をもらっています。 ナギランは環境省 […]

ハンゲショウ

ハンゲショウなのに

半夏生(ハンゲショウ)は、二十四節気をさらに三つに分けた七十二候のひとつで、二十四節気の夏至から数えて11日となる7月2日から小暑(7月7日)までの5日間のことです。 七十二候は農耕民族だった昔から、天気や動植物の動きを教えるもので、半夏生までに田植えを終える目 […]

ギボウシ

ギボウシが咲きだしました。

今春、椿山入口にあったギボウシを株分けして、自然散策路に植えました。 そのギボウシが咲きだしました。 ギボウシは昔から愛された植物で、江戸時代には一大ブームとなり品種改良がすすみ、シーボルトによって欧米に紹介され、今ではホスタと呼ばれ特にアメリカで人気が […]