岩つつじ

岩ツツジが満開になりました。

岩ツツジの正式名称はハヤトミツバツツジといい、鹿児島県の固有種で希少野生動植物に指定されていますので、野山に自生している株を移植することは禁止されています。 当園に多く自生しているミツバツツジとの違いは、岩ツツジの方が開花時期が2週間ほど早いことと、ミツ […]

河津桜

散る桜 残る桜も 散る桜

「散る桜 残る桜も 散る桜」は良寛和尚の有名な句です。今散っている桜の横で、美しく咲いている桜も、やがては散ってしまう、という意味でしょうか。良寛和尚は桜の花も人生も同じで必ず最後があることを諭しています。伊佐市大口奥十曽のエドヒガン桜は樹齢約600年といわ […]

梅

ウメの花が見頃です。

当園には大小6本のウメがあります。花の色は赤が4本、白が2本、しだれウメは4本です。 今は花見といえばサクラですが、奈良時代の花見はサクラでなくウメでした。 ウメとモモはよく似ていますが、私は幹で判断しています。ウメの幹は黒くてゴツゴツしていますが、モモの […]

冬眠挿し

アジサイの休眠挿し

アジサイを増やすために、花後の挿し木が一般的ですが、落葉してから先端が芽吹いた時に2節残して切り取り、種まき用土に挿すだけで簡単に増やせます。 一般的な花後の挿し木より発根は時間がかかりますが、その後の成長は確実に早いです。当園のアジサイも休眠挿しで増やし […]

メヒルギ

喜入といえばメヒルギ

当園の住所は鹿児島市平川で隣町は喜入になります。喜入といえばメヒルギの北限地として有名です。先日、休みを利用してメヒルギを見に行ってきました。 メヒルギはマングローブの一種で、種子が沖縄の笄(コウガイ、かんざしのこと)に似ていることからリュキュウコウガイ […]

しめ縄

運は必然

あけましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。 昨年も新型コロナウイルスに振り回された一年でした。 そんな一年で一番活躍した人は、リアル二刀流で沸かした大谷翔平選手でしょう。打って、投げて、走って、誰よりも高い目標、そして誰より […]

クロガネモチ

赤い実が存在価値のクロガネモチ

クロガネモチはどんな環境でも丈夫に育つために街路樹でよく見かけます。花の少ないこの時期に真っ赤な実をたくさん付けますので人気があります。 クロガネモチは雌雄異株でオスの木とメスの木があり、実の付けないオスの木は商品価値ゼロで、市場で見かけることもありませ […]

一歩会

少しでも・・

桂造園と桂花園は伐採した樹木を森林ボランティア団体に進呈しています。森林ボランティア団体は、樹木を炭や薪にして販売し活動資金に充当しています。 最近、コロナの影響でキャンプ場用の薪の需要が高く、トラックで運んでいくと、いつも喜ばれます。 炭焼きの原木は広 […]

モミジ

黄葉と紅葉

当園のモミジの葉っぱも秋の深まりとともに、黄葉そして紅葉してきました。 葉っぱが黄葉する理由は、もともと葉っぱには光合成を担う緑色のクロロフィルと光合成を助ける黄色のカロチノイドがあり、秋になり光合成の低下によりクロロフィルが分解されると、黄色いカロチノ […]

ハクサンボク

季節を感じさせるハクサンボク

当園には、いたるところにハクサンボクが自生しています。 今、ハクサンボクの赤い実が鮮やかです。この実は食べられます。 ハクサンボクは1年を通して季節感を楽しませてくれる常緑樹ですので、庭木としても人気があります。 春は新緑の枝先に小さな白い花をたくさん咲 […]