スス病

すす病を引き起こす虫の驚くべき生態

先日、桂造園でお客様の庭を剪定していると、お客様から交通量の増加で排気ガスにより葉っぱが真っ黒になりましたと言われ、これはすす病という病気だと説明しました。 すす病の原因は、カイガラムシやアブラムシの分泌物や尿にはびこる黒いカビで、葉っぱが黒くなると光合 […]

4年共育講座

スズランを今年も植えました。

今年も4回目となる、かごしま環境未来館主催の地域まるごと共育講座を当園で開催しました。 今年のテーマは昨年同様「幸せを呼ぶ、スズランを植えよう」でした。 当初は9月4日に予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止により、本日に延期されました。 昨年 […]

ドクダミ

繁殖力旺盛なドクダミ

ドクダミの葉っぱには、強い殺菌・抗菌効果があることは知られており、昔から生薬として重宝されてきました。また、ドクダミ茶は健康や美容に効能があります。 私はドクダミの独特の匂いは嫌いではないですが、多くの人はあの臭いが不快だといいます。ドクダミの白い花は葉 […]

ヒガンバナ

ヒガンバナとシャガ

今日は二十四節気の白露、季節は夏から秋に変わります。 当園のヒガンバナも咲きだしました。 ヒガンバナとシャガの共通点は、原産地が中国で帰化植物だということです。それと、日本に自生しているほとんどのヒガンバナもシャガも自分では種子を作ることはできません。何 […]

キランソウ

ジゴクノカマノフタ

キランソウは万病に効く薬草で、別名「地獄の釜のふた」とも呼ばれ、死にかけた人もキランソウの薬効で病気も治り、地獄に通じる釜にふたをして死者を通さないことから由来しています。このことから「医者いらず」・「医者殺し」とも呼ばれています。 キランソウの花をよく […]

キオビエダシャク

驚異の繁殖力 キオビエダシャク

キオビエダシャクの成虫を初めて見たときは美しい蝶々と思っていましたが、蝶々でなくガの仲間だそうです。 周知のとおり、キオビエダシャクの幼虫はイヌマキの葉っぱを爆食し、食害で枯れたイヌマキを散見します。 今年はキオビエダシャクが多く発生しています。原因は昨 […]

ツマグロヒョウモン

北上するツマグロヒョウモン

芝桜を除草していると、ツマグロヒョウモンの幼虫を見かけます。 ツマグロヒョウモンの幼虫は、いかにもケバケバしく毒があるから触るなと威嚇しているみたいですが毒はありません。毒のある毛虫に擬態して天敵から身を守っているのです。 また、ツマグロヒョウモンの幼虫 […]

アナベル

アジサイ 七変化

アジサイは別名「七変化」といわれるほど、咲き始めてから枯れるまで色が変化します。そして冬になってもドライフラワーとなって残ります。 その変化を楽しむのも風情がありますが、翌年も花を楽しむなら、早めに花を剪定してください。剪定するポイントは花から2~3節目の […]