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蕾がこんぺいとう

昨日来園された若いお客様から、「今何が咲いていますか」と聞かれましたので、「カルミアがきれいです」と答えたら、「カルミアってどんな花ですか」と聞かれましたので、「蕾がこんぺいとうに似ていますよ」と答えたら、「こんぺいとうって何ですか」と聞かれました。・・・ジェネレーションギャップ。
カルミアはツツジ科でアメリカシャクナゲという別名もあります。
カルミアのおしべは飛んできた虫が接触すると花びらのくぼみから飛び出し花粉をまき散らします。
東京都がアメリカにサクラを送ったお礼として贈られてきました。

目には青葉

今日はみどりの日、多くの方に入園いただきました。
目には青葉 山ホトトギス 初鰹
これは周知のとおり、江戸時代の俳人 山口素堂の句です。
私は「目に青葉」と思い込んでいましたが、正しくは「目には青葉」です。俳句のきまりである五・七・五より字余りですが、目に「は」を入れることで、耳には山ホトトギス、口には初鰹と連想させ、視覚、聴覚、味覚から待ちわびた初夏を見事に表現しています。
また、この句の青葉、ホトトギス、初鰹は夏の季語で三つの季語があることになります。木曜日のプレバトの夏井先生に叱られそうです。
当園にはホトトギスが育っています。鳥ではありません。野草です。野草のホトトギスは花びらの模様が鳥のホトトギスの胸の斑紋と似ていることから命名されました。

私たちは言動に気をつければ争いになることはないと思っていました。
ましてや、大国が小国に侵略することは理解できません。
がんばれ、ウクライナ。
ウクライナは世界有数の小麦の生産国です。
麦秋の季語は初夏、新緑を目にして平和を祈るばかりです。

銀色の竜 ギンリョウソウ

本日の南日本新聞にギンリョウソウが紹介されていました。
当園の小川の散策路に自生しており、昨年と同じ場所に今年も咲いています。
ギンリョウソウはまっ白い様子からユウレイダケという別名もあります。
ギンリョウソウはナンバンギセル同様葉緑体を持ってないために、光合成をすることができず、周りの菌類から栄養分をもらって育ちます。
当園は自然が豊かです。

 

オキナグサの群生

オキナグサは花後にできる種に白く長い毛があり、その種がそよ風になびく様子が年老いた男性の白髪に見えることから「オキナグサ(翁草)」と呼ばれたそうです。
オキナグサを4年前の開所前に1株植えました。それから1年後に常連客が数株寄贈してくれました。開所してからオキナグサの周りに風で飛んだ種から発芽していることを知らずに、刈払い機で草刈りしていました。昨年の春に実生の苗を見つけ、それから刈払い機での草刈りをオキナグサの実生を傷つけないようにしたところ、今年はあっという間に群生するまでになりました。
伊佐市菱刈に「オキナグサの里」があります。先日来園されたお客様が、伊佐の気候と当園周辺の気候が似ているのだろうと話されました。
これから花が終わり、白く長い毛を付けた種が風で飛んでいきます。小さな旅たちが見られます。

巨石を見て「をおおっ」

本日も天気に恵まれて、多くの方が来園されました。
今、当園では芝桜が満開、シャクナゲ、クルメツツ咲きだし、花に癒されたとの声をいただきました。
鹿児島市内から来園された団体客の方々は、自然散策路の巨石群を見て、人の力では作れない大自然のパワーに驚いたと話されました。
新型コロナや信じがたいロシアの蛮行等、殺伐とした時だからこそ、癒しろの杜で心に「茶いっぺ」してみませんか。

 

来年もクリスマスローズを楽しむために。

クリスマスローズは日蔭の植物と思われがちですが、日蔭でも対応できる丈夫な植物で、日差しがあって涼しい環境が好きです。ヨーロッパ原産のクリスマスローズは日本の夏の高温多湿が苦手ですので、夏季は半休眠状態で過ごします。この時期に肥料をあげてはいけません。植え替えはもってのほかです。
クリスマスローズは冬から春にかけ長期間花が咲き、花の色が緑になっても趣があるために、ついつい花を残しがちですが、早く花を切るほど新葉が光合成を活発に行うために株自体に養分を貯められ、来年も多くの花を付けてくれます。
花をそのままにしておくと、新芽より種に養分がいきますので、株に養分を貯められず来年の花に影響します。
ソメソメイヨシノが咲く頃新芽が出てきますので、このタイミングで花が咲いている茎を地際から少し上で切ることをお勧めします。あわせて古葉を取ることと、お礼肥えとして固形の有機肥料を少しあげましょう。

直太朗さんの「さくら」

当園の指宿スカイライン沿いのソメイヨシノが開花しました。
卒業をテーマにした曲はたくさんありますが、私は森山直太朗さんの「さくら」が好きです。
♪さくら さくら 今、咲き誇る、
♪刹那に散りゆくさだめと知って・・
桜の満開の美しさとすぐ散ってしまう儚さを、今まで苦楽を共にした友達との別れ、そしてまたいつの日か満開の桜のこの場所で会おうと歌っています。

私たちの年代以上では桜といえば、先の大戦の特攻隊と重なります。知覧特攻平和会館の特攻隊員の遺書を拝読すると桜の文言がよく出てきます。桜の散りゆく潔さのように、お国のために敵艦に突っ込んでいったのだろうか。桜の散りゆく潔さの思想が悲劇の特攻と結びつけられるように、桜は日本人にとって特別すぎる樹木です。
直太朗さんの「さくら」の歌詞と魂を揺さぶる独唱が特攻と重なるのは私だけだろうか。
今年もいろんな桜が当園で咲いています。

岩ツツジが満開になりました。

岩ツツジの正式名称はハヤトミツバツツジといい、鹿児島県の固有種で希少野生動植物に指定されていますので、野山に自生している株を移植することは禁止されています。
当園に多く自生しているミツバツツジとの違いは、岩ツツジの方が開花時期が2週間ほど早いことと、ミツバツツジの花の色は赤ですが、岩ツツジは薄いピンク色で岩ツツジの方が鮮やかです。
それと、岩ツツジは葉っぱより先に花が咲きますが、ミツバツツジは新芽が出た後に開花します。
これから当園は、アセビ、シャクナゲも咲きだしベストシーズンになります。

散る桜 残る桜も 散る桜

「散る桜 残る桜も 散る桜」は良寛和尚の有名な句です。今散っている桜の横で、美しく咲いている桜も、やがては散ってしまう、という意味でしょうか。良寛和尚は桜の花も人生も同じで必ず最後があることを諭しています。伊佐市大口奥十曽のエドヒガン桜は樹齢約600年といわれ、600回の開花と花吹雪を繰り返したことは、600人分の人生を刻んでいることになります。

新型コロナの感染者数が減少しません。亡くなる方も減りません。
最近、「感染」と「発症」と「PCR検査陽性」はそれぞれ違うことを知りました。新型コロナのこれまでの6波はすべて別の変異ウイルスで、これからも変異を繰り返しその度に人の免疫力が高まり、収束はしますが終息はしないそうです。
新型コロナウイルスに生き残り計画があるのか分かりませんが、弱毒化したウイルスのみが「ただの風邪の菌」として生き残ると思います。それまでの辛抱です。
桜の花は咲いて散るのみですが、人は考え行動することで自分の道を開けます。ただ、人生に長短はあるものの、最後は桜と同じで散ってしまいます。
当園の河津桜は花が散り葉桜になりました。これから山桜、ソメイヨシノ、御衣黄桜が咲きだします。

ウメの花が見頃です。

当園には大小6本のウメがあります。花の色は赤が4本、白が2本、しだれウメは4本です。
今は花見といえばサクラですが、奈良時代の花見はサクラでなくウメでした。
ウメとモモはよく似ていますが、私は幹で判断しています。ウメの幹は黒くてゴツゴツしていますが、モモの幹は白っぽいものが多いです。
「サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカ」は、ご存知の通り、ウメとサクラの剪定の違いで、サクラは切口から病原菌が入りやすく特にソメイヨシノは樹勢が衰えやすく、ウメは徒長枝が出やすく樹姿が乱れるために剪定しなさいという諺です。この諺は、子育てにおいても、のびのびと自由に成長させる場合と、しっかりしつけが必要な場合があることを意味しているみたいです。
花ウメと実ウメは少し違います。花ウメも実がなることがありますが、実が大きくなればそれだけ消耗します。早い時期にすべて摘果してください。

天気のいい日は開園しています。
カムカムエヴリバディ