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紅葉も楽しめるドウダンツツジ

ドウダンツツジは落葉低木樹で、春に咲くスズランに似た花もきれいですが、秋の紅葉も楽しめます。
春夏秋冬それぞれの趣を見せてくれるドウダンツツジを、小さなお庭ならシンボルツリーとしてお勧めします。
また、目隠しを目的とする生垣は常緑樹が一般的ですが、ドウダンツツジは小枝が密生しているため視界をさえぎってくれます。
私の知人でいつも花を飾っている人が、季節の花々がない時はドウダンツツジの枝を一輪挿しで飾っているといってました。ドウダンツツジの水揚げを、剪定ばさみで枝元に十字に割を入れておくと、夏場でも一か月もつらしいです。
ドウダンツツジは日本原産ですので日本の風土にもなじみ、花も色も白だけでなく、赤、ピンク、赤色に筋が入る品種があります。何よりも大きくなりすぎないことが一番です。

キングオブ雑草 オオバコ

雑草の定義はありませんが、私たちが生活するうえで邪魔になる草を雑草というのだろうと思います。
その雑草の中で最強な草はオオバコだと私は思っています。
オオバコは動物や車輪に踏まれる場所でよく見られますが、それでも生き残れる理由は、茎が縦に伸びず横に伸び、葉っぱに通っている5本の筋を葉っぱ全体でクッションとして守っているからです。オオバコを引き抜こうとすると葉っぱがちぎれ、スコップで掘り起こそうにも踏まれ続けた土はカチカチでスコップが入りません。
オオバコは好きこのんで環境の悪い場所を選んでいるわけではありません。動物や車輪の通らない場所では、背丈の低いオオバコは他の草との生存競争に負けるから、他の草が育たない「踏まれる」という場所でしか生き残れないのです。逆に、他の草が育たない「踏まれる」という場所を利用しています。
オオバコの種は雨に濡れると膨張してねばねばする性質で、踏まれた種は動物や車輪に引っ付き遠くまで運ばれていきます。
オオバコは昔から漢方薬として利用されており、咳止め、利尿作用、整腸作用、目の病気等に効果があります。
なお、満腹感を得られることからダイエットとして注目されているオオバコは日本原産でなく外国産のオオバコの種子です。

「雑草魂」は、踏まれても踏まれても立ち上がる草をイメージさせ、雑草イコール粘り強さを連想させます。「雑草魂」は日本人が好きな言葉の一つらしいです。
日本人はどんな時でもわがままを言わず、常に他人のことを気にかけ我慢します。そういう性格だからこそ、日本の人々は災害時においてもパニックにならず冷静に行動できました。戦後の食糧難の時でも下を向かず正直に生きてきました。キオスクには店員の目の届かない所にも商品が陳列してあります。落とした財布は交番に届けれられいます。これらは私たちが当然と思えることも、海外では不思議な光景だそうです。
明治初期に日本を女性一人旅したイザベル・バードさんは日本人の貧しくてもマナーの良さを絶賛しています。
オオバコと日本人が重ねて見えるのは私だけだろうか。