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派手すぎるゴンズイの実

ゴンズイは、樹皮が白黒の縞模様になることから毒針を持つナマズの仲間のゴンズイと似ていることから由来した説と、ゴンズイの木材はたき物以外に用途がないことから、釣り人泣かせの何の役にも立たない魚のゴンズイと同じだという説があります。
ゴンズイの花は普通の地味な花ですが、実は袋状になっていて秋に真っ赤に熟して割れ、その中から光沢のある黒い種子が1個か2個出てきます。
この実をひとつひとつよく観察してみると、黒い種子が1個の実は目玉おやじの色違いみたいで、黒い種子が2個の実は何とも言えないユーモラスな顔をしていてUSJのミニオンに見えます。
魚のゴンズイは流通していませんが、料理次第ではかなり美味しい魚らしいです。
樹木のゴンズイも何らかの活用方法がありそうな気がします。

ナンバンギセルを見つけました。

ナンバンギセル(南蛮煙管)は、その昔南蛮人と言われたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていたパイプ(煙管)に似ていることからナンバンギセルと名付けられたらしいです。
ナンバンギセルは植物でありながら、葉っぱがなく光合成を行うことができず、養分はススキなどの根に寄生して、宿主が光合成で作った養分を横取りして成長します。
ナンバンギセルは一年草で、秋に大量の種を風で拡散させて、新しい宿主に落ちた種だけが発芽して成長(横取り)します。
南蛮人が渡来する前までは、ススキなどに隠れてうつむくように咲く様子から思草(オモイグサ)と言われていたみたいですが、宿主に養分を横取りしてごめんなさいと反省しているように見えます。