ゴンズイは、樹皮が白黒の縞模様になることから毒針を持つナマズの仲間のゴンズイと似ていることから由来した説と、ゴンズイの木材はたき物以外に用途がないことから、釣り人泣かせの何の役にも立たない魚のゴンズイと同じだという説があります。
ゴンズイの花は普通の地味な花ですが、実は袋状になっていて秋に真っ赤に熟して割れ、その中から光沢のある黒い種子が1個か2個出てきます。
この実をひとつひとつよく観察してみると、黒い種子が1個の実は目玉おやじの色違いみたいで、黒い種子が2個の実は何とも言えないユーモラスな顔をしていてUSJのミニオンに見えます。
魚のゴンズイは流通していませんが、料理次第ではかなり美味しい魚らしいです。
樹木のゴンズイも何らかの活用方法がありそうな気がします。