当園には大小6本のウメがあります。花の色は赤が4本、白が2本、しだれウメは4本です。
今は花見といえばサクラですが、奈良時代の花見はサクラでなくウメでした。
ウメとモモはよく似ていますが、私は幹で判断しています。ウメの幹は黒くてゴツゴツしていますが、モモの幹は白っぽいものが多いです。
「サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカ」は、ご存知の通り、ウメとサクラの剪定の違いで、サクラは切口から病原菌が入りやすく特にソメイヨシノは樹勢が衰えやすく、ウメは徒長枝が出やすく樹姿が乱れるために剪定しなさいという諺です。この諺は、子育てにおいても、のびのびと自由に成長させる場合と、しっかりしつけが必要な場合があることを意味しているみたいです。
花ウメと実ウメは少し違います。花ウメも実がなることがありますが、実が大きくなればそれだけ消耗します。早い時期にすべて摘果してください。
天気のいい日は開園しています。
カムカムエヴリバディ