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紫君子蘭とアフリカンリリー

今日は夏至、北半球では今日が1年のうちで一番昼の時間が長い日ですね。
当園のアガパンサスも満開になりました。
アガパンサスはアジサイの花が終わりかけた花壇を華やかにしてくれるだけでなく、冬場の殺風景の花壇にも緑色の葉っぱが明るさを演出してくれます。
アガパンサスは和名を「紫君子蘭」といい、アフリカ原産から「アフリカンリリー」という別名もあります。
アガパンサスは多年草ですので、1回植えると毎年花を咲かせてくれることがありがたいです。今では、大型種やつぼみのままで花の咲かない品種等多種あります。一株でなく数株植えてみませんか。

アジサイ街道

数年前、アジサイの「ダンスパーティー」と「墨田の花火」を見たときに、なんて珍しいい品種だろうと驚いたことを覚えています。先日、園芸店に立ち寄ると、花(がく)の色・形がさらにバラエティに富んだ品種や、四季咲きのアジサイ、アメリカアジサイが並んでいました。今ではアジサイの品種は2000種を超えるそうです。
アジサイの人気がある理由は、他の植物にある「これだけは気をつけてください」という文言がないことだと思います。日照、病気、土壌等気をつけることがありません。さらに、挿し木で簡単に増やせること、土壌の酸度で花の色を変えられること等アジサイ特有の性質もあります。
当園の芝桜エリア歩道のアジサイも順調に育ち見頃になりました。
小さいアジサイ街道を目指しています。

新型コロナのワクチン接種でトラブルが続いていますが、私たちにはどうすることもできません。私たちがやるべきことは、あれこれ批判することでなく、メルケル首相が演説されたように基本的な規則をしっかり守ることではないでしょうか。喫緊の課題は「第4波」を一刻も早く収束させることが、重症化して命を失う人や生活が困窮している人を救うことになることを自覚しましょう。誰にも会わずに自宅にこもり、大谷翔平選手の活躍に一喜一憂するのもいいですが、3密という言葉がほど遠い当園でアジサイを見ながら散策するのもいいものですよ。
当園は鹿児島ICから20分です。