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銀色の竜 ギンリョウソウ

本日の南日本新聞にギンリョウソウが紹介されていました。
当園の小川の散策路に自生しており、昨年と同じ場所に今年も咲いています。
ギンリョウソウはまっ白い様子からユウレイダケという別名もあります。
ギンリョウソウはナンバンギセル同様葉緑体を持ってないために、光合成をすることができず、周りの菌類から栄養分をもらって育ちます。
当園は自然が豊かです。

 

オキナグサの群生

オキナグサは花後にできる種に白く長い毛があり、その種がそよ風になびく様子が年老いた男性の白髪に見えることから「オキナグサ(翁草)」と呼ばれたそうです。
オキナグサを4年前の開所前に1株植えました。それから1年後に常連客が数株寄贈してくれました。開所してからオキナグサの周りに風で飛んだ種から発芽していることを知らずに、刈払い機で草刈りしていました。昨年の春に実生の苗を見つけ、それから刈払い機での草刈りをオキナグサの実生を傷つけないようにしたところ、今年はあっという間に群生するまでになりました。
伊佐市菱刈に「オキナグサの里」があります。先日来園されたお客様が、伊佐の気候と当園周辺の気候が似ているのだろうと話されました。
これから花が終わり、白く長い毛を付けた種が風で飛んでいきます。小さな旅たちが見られます。

巨石を見て「をおおっ」

本日も天気に恵まれて、多くの方が来園されました。
今、当園では芝桜が満開、シャクナゲ、クルメツツ咲きだし、花に癒されたとの声をいただきました。
鹿児島市内から来園された団体客の方々は、自然散策路の巨石群を見て、人の力では作れない大自然のパワーに驚いたと話されました。
新型コロナや信じがたいロシアの蛮行等、殺伐とした時だからこそ、癒しろの杜で心に「茶いっぺ」してみませんか。