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御衣黄桜の花の中心が赤くなりました。

山桜が散り、ソメイヨシノが散り、今御衣黄桜(ギョイコウザクラ)が咲いています。
御衣黄桜の花の色は葉っぱと同じ色で花を気づかないこともあります。
御衣黄桜の花は、初めは緑色ですが、色が薄くなって黄緑色になり、花の中心が赤くなり、それから散ります。
当園には、いろんな桜を植えていて、花の咲く時期も違い、その分長い間いろんな桜を見れます。
御衣黄桜の名前の由来は、花の色が昔の高貴な人の衣装の萌黄色(もえぎいろ)に近いためこの名前が付いたと言われています。

苔庭を造っています。

苔は私たちに癒しを感じさせてくれます。苔を見て癒しを感じるのは日本人だけだそうです。しかし京都の寺院や屋久島には苔を見るために多くの外国人が来日しています。
苔の魅力は世界でも認められ、今後地球規模の環境問題にも役立つでしょう。

苔は一般の植物と同じで光合成をして成長します。一般の植物と違うことは、一般の植物は根から水や養分を吸収しますが、苔の根は苔を支えているだけで、苔は葉や仮根という茎にある綿毛状の器官から水や養分を吸収しています。従いまして、苔の生育にはその場所の湿度(夜霧も含め)がポイントです。
苔は肥料も不要で、苔が地面をおおうと雑草も生えません。芝生より管理は簡単かもしれません。

当園の石塔や灯篭は、原良にあった花岡屋敷からご縁があり移設させていただいた由緒あるものです。

 

芝桜が満開です。

当園の芝桜は6品種植えています。その品種ごとに、赤色、濃い桃色、桃色、白色、青色、白色にピンクの縞模様とそれぞれ花の色は違います。品種によって花の咲く時期の違いや、植えた時期が違うことから、すでに咲き終わったエリア、今が満開のエリア、これから咲き出すエリアがありますが、総じて判断すると今が満開です。花は4月中旬まで楽しめます。

今世間では、新型コロナ感染を防ぐために、3つの密(密閉、密集、密接)を避けることが大事といわれています。広大な当園ですので密接(近距離での会話)だけ気を付けて、ドライブがてらに芝桜を見に来られませんか。