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銀世界

今週末の寒波の影響で当園も銀世界になりました。
耐寒性が弱い植物にとって、雪と冷気は深刻なダメージとなり枯れることもあります。当園のオリズルランや君子ランは無残な姿になりました。
冷気とともに植物にダメージを与えるのが霜柱です。霜柱は土の表面が凍りつき柱状になる現象で、浅根性のツツジ等は根から土をはがして持ち上げるために根が傷みます。
また、野菜作りの名人はこの時期に、畑の土を「天地返し」して、土中の水分を凍結と乾燥を繰り返し、通気性の良い土作りをしています。
霜柱は急斜面の土手を壊すほどのパワーがあります。
霜柱を防ぐためには、土中の温度を下げないことがポイントで、土の表面をウッドチップ、腐葉土、刈り取った草などで覆うマルチングが有効です。マルチングは冬期の防霜とともに、夏期の温度上昇を防ぐこともでき、泥の跳ね返りによる病気予防、雑草の繁茂抑制にもなります。
そして、融雪剤の主成分は塩ですので、植物近くの融雪剤の使用はお勧めできません。

丑年になりました。

新年おめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は新型コロナウイルスの猛威で未曾有の大惨事となりました。今年も国民全員がワクチン接種できるまで、しばらくはウイズコロナ時代が続きそうです。みんながいつもマスク着用は当然の様子となりました。炭治郎の妹の禰津子が竹を咥えている様子も最初は違和感がありましたが見慣れたらこれが普通と思えてきました。医療崩壊させないためにも、もう一度自分自身の行動には責任を持つ必要がありそうです。毎晩、焼酎で身も心も清めているから大丈夫と過信していることが一番危ないです。
コロナ禍でも、密のない当園は、キャッチコピーのとおり「癒しろの杜」です。

暗いニュースが多い中、数年前、種子島から発射された探査機「はやぶさ2」が小惑星りゅうぐうから微量の砂を持ち帰ったことは、私たちに無限の可能性を教えてくれました。
春が訪れ、暖かくなりましたら開園します。自然散策路を整備中です。まだまだ完成した散策路ではありませんが、巨岩・奇石に驚かれるでしょう。
ご要望などがありましたら、お気軽にお声かけください。今年は丑年です。牛の様にどっしり構え、確実に一歩一歩前に進む年にしたいです。