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ヒガンバナが満開です。

今年はヒガンバナが例年より早く咲きだし、今が満開です。
ヒガンバナは不思議というより、謎の多い植物です。
一部の農業大学や研究機関には2倍体のヒガンバナが存在しますが、国内のヒガンバナのほとんどが3倍体のヒガンバナです。3倍体があるということは、どかかに4倍体のヒガンバナが存在するか過去に存在していたはずです。
3倍体は普通の2倍体が減数分裂できないまま受精して4倍体ができて、2倍体と4倍体が交配して3倍体ができるらしいです。
3倍体の植物は、種子ができない代わりに大きくて病気に強く繁殖しやすいという利点があります。
私はヒガンバナがはるばる海を越えて日本に渡来した理由として、観賞用としてより食糧として持ち込まれたと考えます。
ヒガンバナの球根は有毒ですが、毒抜きすれば食べることができ飢饉の時は食べられていました 。
そして、日本に持ち込まれたヒガンバナはその有毒性から、田畑、川の土手、お墓に小動物よけとして有益性があったことから、日本中に分球を繰り返し移植されたのでしょう。