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ハンゲショウなのに

半夏生(ハンゲショウ)は、二十四節気をさらに三つに分けた七十二候のひとつで、二十四節気の夏至から数えて11日となる7月2日から小暑(7月7日)までの5日間のことです。
七十二候は農耕民族だった昔から、天気や動植物の動きを教えるもので、半夏生までに田植えを終える目安とされていました。
七十二候はMBCラジオの城山スズメでよく紹介されています。

この時期にドクタミ科のハンゲショウも花を咲かせます。なぜか花の咲く時期だけ、葉っぱの上部が何枚か白くなります。化粧を半分だけしているように見えるので半化粧と呼ばれるようになりました。
葉っぱが白くなる理由は、ハンゲショウは花の咲く時期だけ花の近くの葉っぱの葉緑体が葉緑素を作らないために白くなり、白い葉っぱで受粉する昆虫にアピールするためといわれています。
当園にもハンゲショウが植えてありますが、葉っぱは緑のままで白くなりません。誰に似たのか、わがままです。