12月になるとさすがに寒さを感じます。当園のモミジはまだ紅葉していませんが、さざんかは咲きだしました。
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびた おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい
皆さんご存知の童謡「たきび」の歌詞です。
この歌のモデルになったさざんかの垣根は現存しています。
この歌は昭和16年にNHKこどもラジオ番組で放送されましたが、当時戦時中だったため、たき火は敵の攻撃ポイントになると想定されたことから、3日で放送中止になったそうです。
作詞者は幼児でもすぐ覚えられるように、すべてひらがなで発表しました。
愛しても 愛しても ああ ひとの妻
赤く咲いても 冬の花
咲いて さびしい さざんかの宿
昭和57年に大ヒットした大川栄策さんの「さざんかの宿」です。
言うまでもなく不倫の歌です。
さざんかが持つ寂しさが、「ひまわりの宿」とか「コスモスの宿」より、やはり「さざんかの宿」の方がイメージ的に合ったのでしょう。
幼児向けならOK、不倫の歌はNGとさざんかは思っているでしょう。
これから寒さが厳しくなりますので、指宿スカイラインの交通状況を鑑みて、暖かくなるまで冬季休園します。