トップページ > 園長ブログ > 狂い咲きサクラ

狂い咲きサクラ

先ほど来園されたお客様から、狂い咲きのサクラが何本もあってきれいでした。写真を何枚も撮りましたと話されていました。
狂い咲きの原因はサクラの場合、夏までに花芽ができた後、各葉っぱから出る「休眠ホルモン」により開花しません。ところが大量の虫たちに一斉に葉っぱを食べられたり、台風で多くの葉っぱが飛ばされると「休眠ホルモン」が無くなり、気候の変化と相まって開花することがあります。
それと、全部のサクラが春だけに咲いたら、気候の大変動が起こった時に種子を作れず、絶滅することになります。それを防ぐために万が一のことを想定して、春以外の時期に花を咲かせ、子孫を残そうとしているらしいです。リスクヘッジです。

ちなみに当園に今咲きているサクラは、アーコレイドという品種で年2回春秋に咲くサクラで狂い咲きではありません。
日本人にとって卒業式や入学式といえばサクラです。念願の志望校に合格した時の「サクラサク」は喜びが倍増します。
春に卒業式や入学式を行う国は少数で、日本も国際的スタンダートである秋を新学期とする教育制度が検討されています。
もし、新学期が秋になれば、アーコレイドの出番となるでしょう。