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パンジーとビオラを長く楽しむために。

今日は二十四節気の霜降、さすがに霜の降りる時期には早いですが、季節は秋も終わる頃で、これからモミジも紅葉していきます。
これから寒くなると寂しくなる花壇に無くてはならないのがパンジーとビオラです。パンジーとビオラは、霜にも負けず病害虫にも強いことから育てやすく、昔は三色スミレといわれ原色がはっきりした花でしたが、近年ではいろんな品種が出てきたことから、この時期No1の花です。
パンジーとビオラを長く楽しむためには、肥料、日照や水やりが大切ですが、それ以上に大切なポイントは花がら摘みです。
植物は花が咲いた後、そのままににしておくと多くのエネルギーを使い種子になります。植物は花を咲かせることが第一でなく、種子を作り次の世代により多くの子孫に繋ぐことを最優先します。そうして、多くの種子を残した植物は「私の人生これで終わりー」と枯れていきます。逆にいえば、花は咲かせても種子を作れない環境にすれば、植物はいつまでも必死になり今後こそはと花を咲かせ種子を作ろうとします。そのために、花がら摘みが必要になります。花がら摘みは、花がらだけでなく根元の茎ごと、手でちぎるのでなくハサミで切ってください。
パンジーの花は食べられることをご存知でしょうか。パンジーの花はエディブルフラワー(食用花)としても人気があります。観賞用のパンジーの花は食べられないこともないですが、ポット苗のパンジーは出荷時に薬剤が使われているためにお勧めできません。料理やデザートに使いたい方は、専用の品種がありますので、そちらをお勧めします。インスタ映えするだけでなく、繊維質やビタミンも豊富みたいです。