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ミツバツツジが咲きだしました。

当園の各地に自生または植栽されたミツバツツジが咲きだしました。
ミツバツツジは落葉低木で、春に葉っぱがでた後に真っ赤な花をつけます。
椿山のミツバツツジは数が多く密集しているため、咲きだしたら一面真っ赤な空間になります。また、花びらが落ちるとそこの地面は真っ赤なカーペットを敷いた様な状態になります。
今月いっぱいまでミツバツツジを楽しめます。

エビネの花がひっそりと咲いています。

椿山の数か所に植えられたエビネがひっそりと咲いています。
当園のエビネはジエビネとキエビネで、可憐な園芸種のエビネはありません。それでも、野生種の素朴な花は見るものを虜にします。
エビネの周りにはキンランやオオバノトンボソウ等山野草も咲いています。
この時期に、園内をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

ゴールデンウィークにボタンとシャクヤクを見に来てください。

ボタンとシャクヤクの違いをご存知でしょうか?
ボタンとシャクヤクは同じボタン科ボタン属ですが、違いは、葉っぱの特徴や咲く時期にありますが、最大の違いは、ボタンは冬に落葉しても木として残りますが、シャクヤクは冬に全部枯れて次の春に芽を出し茎をまっすぐ伸ばします。
昔から女性の美しさの表現方法として、「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」という言葉がありますが、これは、シャクヤクはまっすぐ伸びた茎の先端に美しい花を咲かせ、ボタンは枝分かれした横向きの枝に美しい花を咲かせる様子だそうです。

ゴールデンウィーク期間中がボタンとシャクヤクの見ごろになりますので、是非見に来てください。

 

黄桜が満開です。

芝桜エリアの横の芝生広場に植栽された黄桜と八重桜が満開です。
初めて黄桜を見た人は、「こんな桜があったのー」と驚かれています。
園内には花びらが緑色の御衣黄(ギョイコウ)という品種の桜も満開です。

黄桜と聞けば、某酒造メーカーのカッパのCMをイメージするのは私だけなのでしょうか?

 

芝桜情報⑤ 開花率100%

今年は昨年より1週間ほど遅くなりましたが、芝桜がほぼ満開になりました。
斜面一面に広がる芝桜は、その美しさに圧倒されます。

園内では、芝桜の他にも、クルメツツジ、ヒメシャリンバイ、コデマリ等咲いています。
今が一年で一番お花を楽しませてくれる時期になります。
お弁当持参で来園お待ちしております。

 

シャガが咲きだしました。

シャガは中国が原産で帰化植物だそうです。
特徴は種を作ることができず、人に根茎で広がった子株を他の場所に植えさせることによって広がっていく植物です。それを可能とするほど花はきれいですね。
花は一日花ですが、次から次へと咲きますので、毎日咲いているようです。

 

芝桜情報④ 開花率80%

現在の開花状況は80%程度です。
芝桜は北アメリカ原産で、別名ハナツメクサ(花詰草、花爪草)と呼ばれています。
芝桜の増やし方は、「株分け」か「挿し芽」で簡単に増やすことができます。「株分け」、「挿し芽」の時期は、花が終わった頃と秋の年2回です。
当園の芝桜も、ほとんど「株分け」と「挿し芽」で増やしてきました。
お勧めは「株分け」です。これからの時期が最適になりますので、庭先に芝桜が咲いている方はチャレンジしてみてください。

芝桜情報③ 開花率60%

現在の開花状況は60%程度です。
芝桜の育て方をよく聞かれますが、ポイントは日当たりだと思います。日当たりが良ければ大きく育ちます。
そして、乾燥には強いですが、逆に水はけが悪いと根腐れしてしまいます。
追肥は元気に育っていれば特に必要ありません。当園の弱った芝桜に時々化学肥料を施肥しますが、その分雑草も成長しますので除草作業が大変です。

ご家庭でも、芝桜を育ててみてはいかがでしょうか。
ガーデニングのビギナーの方に向いた宿根草です。
自分で育てた花は愛着が湧きますよ。

染井吉野が満開です。

駐車場の染井吉野が満開になりました。

桜といえば今は染井吉野ですが、染井吉野は成長が早く大木になるものの、もともと短命(正しくお世話しないと60年~80年)で病気(てんぐ巣病)に弱く、各地で倒木の被害がでています。
この染井吉野の代替品種として神代曙(ジンダイアケボノ)という品種が推奨されています。神代曙は染井吉野ほど大木になりませんが、丈夫な品種で、100年後は桜といえば神代曙と呼ばれているかもしれません。

桜が開花しました。

駐車場の染井吉野(ソメイヨシノ)が開花しました。(昨日、5輪以上の花を確認できました)
当園では、すでに葉桜になっている品種、今が満開の山桜・陽光桜、つぼみもできてない品種等、いろいろな桜を植えています。

全国的には桜の品種は600以上あるようです。
600といえば、最近「600度の法則」という言葉をよく耳にします。600度の法則とは「2月1日以降の毎日の最高気温を加算して、累計値が600度を超えた日に桜が開花する」というものです。

数多くある桜の品種のなかで、桜の開花宣言とされる対象品種は染井吉野です。これは周知のとおり、染井吉野は花が咲いても種ができず、もともと染井村にあった桜を接ぎ木、挿し木で増やし続け、全国に植樹されたものの、DNAは同じで染井吉野は同一クローンということから、標準木としては最適の品種らしいです。

当園の染井吉野も、あと1週間から10日で満開になるでしょう。